寒い日が続いていますね。

山の家がある場所は清里とはいっても比較的標高が低いところにあります。

それでも標高1100mを越えますので一番寒いこの季節には氷点下10℃以下になることも珍しくありません。

田舎暮らしにあこがれて作った山の家ですから、薪ストーブはマストアイテム。

薪ストーブに憧れて高原に家を建てる方もいるのではないでしょうか。

我が家の薪ストーブです。

ストーブ_2010041_edited-1

我が家の薪ストーブは北欧のSCAN-DSA社のマーグレティーというタイプのストーブです。

田舎暮らしを夢見ていたころ、北欧スタイルの本を見て気に入って決めました。

現在のSCAN社が流れを汲むブランドですね。

特徴は一般的な鋳物製とは違って鋼板製です。

鋳物製の薪ストーブは輻射式といってストーブそのものを暖めるタイプ。

それに対して我が家の鋼板製のストーブは対流式といってストーブの外側が2重になっていて周囲に空気層があります。

その空気層の空気を暖めて暖房する構造です。

特徴としてはストーブ自体の温度が輻射式ほど高くないので火傷の心配はそれほどありません。

ただ、天板はかなり高温になるので我が家の場合、猫が飛び乗ることが一番の心配事です。

スタイル重視で購入しましたが、鋼板は高温で歪むといわれ少し心配がありました。

しかし、これまで15年間ガンガン炊いてきましたが問題が起きたことは全くありません。

そして、円弧を描くプレーンで大きなガラスウィンドウはこのストーブの大きな魅力です。

ストーブ_2010040_edited-1

今年のように雪が降って外が真っ白に雪化粧される日はやっぱり薪ストーブが一番です。

先日、雪が降り始めた日のベランダの様子。

雪ベランダ_2010031_edited-1

こんな日には薪ストーブが似合います。まぁ、雪が降らなくても冬はやっぱり薪ストーブですが・・・。

ストーブ_2010018_edited-1

しかし、薪ストーブを楽しむ上で一番の問題は薪の調達です。

我が家の敷地には元々唐松が約36本ありました。

薪ストーブに針葉樹はヤニが多くストーブにも煙突にも具合が悪いといわれていましたが、何とかなるだろうと根拠のない自信で唐松を少し残してもらいました。

土日中心の約10年間唐松を燃やし続けましたがこれまで問題は全く起きていません。

最近は薪屋さんから購入していましたが、近所で伐採した薪が入手でき、今年はそれを使っています。

その薪を保存する薪小屋の現在はこんな感じです。

薪小屋2010006_1_edited-1

昨年の春製作した最初の薪小屋、気力が途切れて割らないで積み上げた丸太のままの薪。

詰めの甘さがはっきり出ていますね。

そして以前紹介した薪小屋です。

薪小屋_2010004_1_edited-1

実はもうひとつ同じものを作りました。

薪小屋2020079_edited-1

前回かなり安く合理的にできたので、全く同じ構造でもう一台製作しました。

ウッドデッキの下にも薪のストックがあるので、再来年くらいまでは大丈夫かなと思います。


ところで、薪ストーブを楽しんでいる皆さん、炊きつけはどうしてますか?

当初は建築のときに出た端材を割って使ったりしていましたが、いつまでもある訳もなく、大きな薪を斧で細かく割いて炊きつけにしていましたが、けっこう悩みの種ですよね。

現在の我が家の炊きつけはこんな感じ。

炊きつけ_2010011_edited-1

実はこれ、伐採した木の枝です。

普通は捨てられるものですが、焚き付けにはもってこいの細さ。

チェーンソーでは切れないので、丸鋸で切りました。

薪についてはどの作業も大変ですが、それでもこの大変さが田舎暮らしの一番の楽しさなんですよね。




今日も訪問ありがとうございます。
ランキングに参加しています。ぽちっとしてくださると励みになります


ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村

人気ブログランキング