ベルと高原の家

八ヶ岳を望む高原の家でガーデニングを中心に3匹の猫たちとの日常をつづります。

 ランブリングレクター

薔薇の大株『つるアイスバーグ』と『ランブリングレクター』の植え替をしました

今年春の一番の大仕事は薔薇の植え替え。

それも10年近く前に植えた庭で一番の古株=ランブリングレクターを植え替えました。

植え替えの動機は南側に植えてあるカクテルとつるアイスバーグが夜盗虫の被害にあったこと。

美しい紅白の薔薇。

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虫をこの目で確認できたわけでは無いのですが、一昨年、昨年と夏の間に葉のほとんどが食べられてほぼ丸坊主になってしまいました。

株も大分弱ってしまったのでなんらかの対策が求められていました。

オルトランやベニカなどの薬品だけで改善するとも思われなかったので、思い切って土の入れ替えを主目的に植え替えることにしたわけです。

被害あったカクテルとつるアイスバーグ。

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カクテルはこの時点で既にあまり元気がありません。

この場所にウッドデッキ側にあるランブリングレクターを持ってこようという計画です。

満開のランブリングレクター。

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移植直後のランブリングレクター。

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なにしろ植えて8〜9年は間違いなく経っている大株なのでこんなことをして良いのだろうかと思いつつ、半ば失敗を覚悟しつつ作業をしました。

元の場所のランブリングレクター。

左右それぞれ4mほど枝を伸ばして、全体で8mほどの大きさに育っていました。

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そのまま移植するのではなく、大きな枝を根元から切って株のボリュームを可能なかぎり小さくしました。

現在の姿。

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なんとか生き残ってくれました。

株元の拡大写真。シュートもたくさん出ています。

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大きさが分かりますか?

隣に今年植えたフランソワ・ジュランビルと較べてください。

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元々ここにあった土はほとんど廃棄処分しました。

これで夜盗虫の被害を止めることができるでしょうか?

全く自信は無いのですが、今はやることをやるしか無いという心境です。

ランブリングレクターは5m、6m平気で伸びる品種です。

何年後かに壁一面が白い花で覆われることを期待しています。


そして、つるアイスバーグはランブリングレクターのあった場所へ。

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少し左に寄せて植えました。

現在のつるアイスバーグ。

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これも枝をかなり少なくしました。

なんとか生きている状態です。

もっと大胆に小さくして負担を少なくしてあげるべきだったかもしれません。

カクテルはその隣に。

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息絶え絶えの状態で葉芽もほとんど出てこなかったので、ここで育てるのは諦めることにしました。

現在は

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枝もほとんど切って薪小屋の隣でしばらく様子を見ることにしました。

それでもつるアイスバーグの隣には赤い薔薇が欲しくて甲府の小松ガーデンまで行って来ました。

購入したのは『フロレンティーナ』。

今年はこのフロレンティーナを含めていつになく多くのバラを迎えました。

近く、改めて紹介したいと思います。

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バラの剪定始めました。

暖かい日が続いています。

だからという訳でもないのですが、毎年3月に行っていたバラの剪定を始めました。

まずはボニーとランブリングレクター。

どちらのバラも強健で毎年すごい勢いでツルを伸ばします。

剪定の時まで伸びるに任せているのでこの時期にはどちらもすごいことになっています。

ボニーです。
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そしてランブリングレクター。
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とげの少ないボニーから始めました。

もったいない気持ちをぐっとこらえ、太くて新しいシュートも位置や角度が悪ければバッサリ切ります。

でも、これは最後の作業です。

順序としては

1,昨年の花枝を短くします。

2,細い枝、傷んだ枝を落とします。

3,太いツルと充実したシュートだけになったところで、残すツルを決めていきます。

4,更新できるシュートがあれば古いツルを切ります。

5,残すツルの本数を決めてはじかれたツルは思い切って落とします。

いつもこんな感じで剪定作業を進めています。

剪定後のボニー。

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やり過ぎるくらいがちょうどよいように思います。

剪定後のランブリングレクター。

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ランブリングレクターのとげは半端なくすごいのでバラ専用の手袋マストです。

剪定・誘引したボニーにヤマガラが止まってくれました。

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いつもならヒマワリの種を取ったらすぐに木の上に持ち帰って食べるのですが、この子はこの姿勢でまったり。

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ふっくらと丸いオレンジのおなかと、左右に開いて踏ん張っている足がとっても可愛いです。

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今年もつるバラ「ランブリングレクター」と「ボニー」が見頃です。

今日も清里は雨が降っています。

豪雨でもなく、風もないので花たちはなんとか耐えているような状態です。

花弁が柔らかくて中輪のバラ、スノーペイブメントやコンプリカータは雨が辛そうです。

大きなフェンス仕立てにしてある、つるバラ「ランブリングレクター」と「ボニー」は今が見頃を迎えています。

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手前のピンクがボニー、白い花がランブリングレクターです。

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年に一度、毎年新鮮な感動を与えてくれます。

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ランブリングレクターの前に立つと虫たちのブンブン舞う音とともに強い芳香に包まれます。

この花は中香ということですが、数の力でしょうか、むせかえるような香りです。

ウッドデッキからはこんな感じ。

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ランブリングレクターもボニーも房咲きということですが、特にボニーはブドウの実のように房状に咲きます。

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花が次から次に咲いて、美しいグラデーションを見せてくれます。

まだ房は上向きですが、咲き進むと重くなって垂れ下がります。


もう少しすると、大変な花がら摘みが待っています。


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ランブリングレクターとボニーが咲き始めました。

我が家のシンボルフラワーといっても良いつるバラ、ランブリングレクターが咲き始めました。

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ウッドデッキのフロント部分をフェンスにして誘引しています。

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標高の高い清里では6月の半ばに開花が始まります。

梅雨の時期とぴったり合ってしまうのが残念・・・と、毎年愚痴を言ってるような気がします。

今年はフェンスを高くしてリビングからバラをしっかり楽しめるようにしました。

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ランブリングレクターはその名の通りランブラー系のつるバラ。

山の家に初めて植えたのがこの薔薇です。

寒さにも病気にも強く、とても花付きの良い品種です。

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3cmくらいの小花が房咲きで、株全体を覆うように咲きますがまだ咲き始めなので蕾がかなり目立ちます。


時を同じくして開花したのがつるバラ、ボニー。

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ピンクの小さな花が大きな房になって咲きます。

2.5cm~3cmくらいのとっても可愛い花ですが、大房になるとビックリするほどの存在感があります。

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この花も大泉のナーセリー、ハーブスタンドさんからいただいたバラ。

ずっとお世話になっているバラのナーセリーと雑貨のお店ですが、今年でバラの栽培をやめるそうです。とても残念です。

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ボニーはとても伸長力があるバラで、すでに1mを優に超えるシュートが何本もでています。

まだ咲き始めですが、咲き進んで大房になると一房の中が濃いピンクから薄いピンクの素敵なグラデーションを見せてくれます。

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今年は剪定が上手くいかなくて、フェンス全体にバランスよく配置することができませんでした。

つるを密に配置すると株全体が大きな花の塊になるほどの勢いがあるバラなので、少し強めの剪定をして余裕を持たせる筈だったのですが・・・ちょっとやり過ぎました。

DSC03540


それぞれのバラがどんな位置にあるかというと・・

ランブリングレクター

DSC03567

ウッドデッキの右半分に蔓がひろがっています。

ボニー

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ウッドデッキの左半分を占めていますが、まだあまり咲いてなくて花が良く見えませんね

いろいろな花が咲いて一年で一番華やかな季節になりました。


本日のおまけ

ウッドデッキにプランターを置いて一年草を育てています。

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八重のインパチェンスにワイヤープランツ。

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ランブリングレクターの剪定と誘引 and ラグドール猫日記

今日の八ヶ岳地方、空気が透き通っていて目の覚めるような晴天です。

日差しがとても暖かいです。


少し前からバラの剪定と誘引をしています。

今日紹介するのはつるバラ、ランブリングレクター。

私たちが山の家で初めて買ったバラ、既に5年以上経っているかと思いますが、このバラは大泉の薔薇のナーセリー、ハーブスタンドさんから購入したバラです。

その後も新しいバラを紹介していただいたり、何かにつけてお世話になっているナーセリーです。

標高の高い八ヶ岳の冬は零下15度になることもあります。

真冬の剪定は寒さで株を傷めることもあると教えていただき、我が家では3月に剪定を実施しています。

今年はとても暖かく、新芽がドンドン出ているので少し遅かったかなぁと、若干不安になりながらの剪定作業でした。


ランブリングレクターは、このブログのタイトル画像にもしている薔薇。

系統としてはランブラー、ハイブリッド・マルチフローラ。

白の小輪一季咲き。

とても花付きが良く、株一面真っ白い花に覆われます。

そして、花とともに一帯が甘い香りに包まれます。

剪定前のランブリングレクター。

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小枝が密生し、勢いのあるシュートが何本もでています。

ネットなどで調べると、棘も鋭く枝も堅いので誘引よりは樹木に這わせるのが良い、とあります。

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ご覧の通り、鋭い棘がいっぱいですが、今更樹木に這わせるという訳にもいきませんので例年通り剪定と誘引をしました。

他の薔薇を知らなかったので、これが普通の薔薇だと思っていました。

その後バラの種類が増えるに従ってこのバラの”すごさ”が解ってきました。

実際、3年くらい前までは手が血だらけになっていました。

皆さん経験されていると思いますが、バラ用の手袋だと麻ひもが結びにくいんですね。


今年のテーマは古い枝の更新と全体に軽くすること。

ですが、思い切った剪定はやはり勇気がいります。

過去には剪定を躊躇した結果、密集し過ぎて株が倒れそうになったことが何回もあります。


今年の剪定・誘引後の写真をご覧ください。

株の右側です。
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一番下の古い枝は残しましたが、全体として新しめの枝にすることができました。

枝数も減らして、枝と枝の間隔をすこし広くしました。

株のセンターです。
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どうしてもシュートが左右に長く伸びますので中央付近は新鮮な枝が少なくなってしまいます。

枝が堅く枝の自然な向きに逆らう誘引は難しいので、逆向きに伸びたシュートを大事にします。

左側です。
DSC08697左

まだ古い枝が残っていますが、かなり思い切って剪定しました。

完成した全体の姿。
DSC08700

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中央から右が3.7m、左が3.4m。

全長7.1m、高さ2mです。

試行錯誤の連続ですが、今年も綺麗に咲いてくれることを願っています。



本日のおまけ

ベルとミルク、いつもの緩い取っ組み合いです。
身体は大きいのにお兄ちゃんのベルにやられっぱなしのミルク。
新しい技で反撃に出ました。

必殺!うしろ回し蹴り

全く効果が無くて残念な結果になりました(笑)。

仲が良いのか悪いのか、2ショット写真です。
DSC08718


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